先日発表された公示地価に関する記事ですが、タイトルが華々しいですよね。
全国・バブル以来とのキーワードがありましたので、ふとその推移が気になり弊社所在地東京都港区赤坂4丁目付近と弊社サテライトオフィス所在地島根県松江市東朝日町付近で比較可能な地点を確認してみました。
【公示地価2024】全国2.3%上昇 脱デフレの波、バブル期以来の伸び – 日本経済新聞 (nikkei.com)
〇港区赤坂地区
・港-15
*同地点は2010年に港-26から地点変更
赤坂4-11-18、住宅地
2024年公示価:4,892,562円/坪
2023年公示価:4,628,099円/坪
2017年公示価:3,834,710円/坪
2003年公示価:2,961,983円/坪
2024年/2023年:5.7%/年 ↑
2024年/2017年:ave3.9%/年 ↑
2024年/2003年:ave3.1%/年 ↑
〇松江市地区
・松江-8
*同地点は国土交通省サイトで2017年までのデータ
松江市東朝日町字小浜220-7
2024年公示価:226,777円/坪
2023年公示価:219,835円/坪
2017年公示価:210,579円/坪
2024年/2023年:3.2%/年 ↑
2024年/2017年:ave1.1%/年 ↑
赤坂4丁目・東朝日町とエリアを絞ったので国土交通省サイトから遡れるのが7年前と、コロナ前の不動産価格が上昇中の時期との比較とはなりましたが、松江でも平均1.1%の伸び且つ右肩上がりの推移となっています。
そして1年前との比較ですと松江も全国平均の2.3%を超え3.2%の伸びですね。
*参考までに港-15も松江-8も住宅地であり、エリア内の感覚的な地位(ジグライ)としては中程度の場所かと思います。
港区と松江市の地価推移を見える化しますと脱デフレの転機を感じますね。