先日、不動産DX関連の記事がありました。
要旨として、
デジタル証券専業の証券会社であるHashDash(ハッシュダッシュ、東京・千代田)は6月、都内のオフィスビルを裏付けにしたデジタル証券を募集する。想定利回りは約4%。一口10万円と一般の個人投資家でも投資しやすいようにした。
ハッシュダッシュ、都内のオフィスビルをデジタル証券に – 日本経済新聞 (nikkei.com)
合わせてオリジネーター(いわゆる所有者)、上記記事のデジタル証券会社及びデジタル証券を対面販売する証券会社からのリリースもありました。
『デジタル証券・渋谷神宮前イノベーションオフィス』取り扱い開始 (hashdash.co.jp)
s20230530.pdf (tokaitokyo.co.jp)
匿名組合出資部分(リリースによるとエクイティ部分)をデジタル証券化して販売するようですね。
今回の対象不動産を大雑把に紐解きますと、
取得価格:4,576,680千円・・①
土地面積:864.03㎡(261.36坪)・・②
単純土地価格:①÷②≒17,511千円/坪
延床面積:1,903.41㎡(575.78坪)・・③
単純建物価格:①÷③≒7,948千円/坪
賃貸面積:1,486.88㎡(449.78坪)・・④
鑑定評価採用年間運営収益:212,236千円(17,686千円/月・・⑤)
単純賃料:⑤÷④≒39千円/坪
となりますね。
2000年竣工と経済的耐用年数もあり、また金融商品化している為、流動性はありそうですね。
そうなると一口投資金額や利回り、特定された担保もあることより個人投資家には投資しやすいのかもしれませんね。