以前のブログで空飛ぶクルマのモーター軽量化の目途に関して掲載しましたが、価値観の変化が更に加速していきそうな記事がありました。
要旨として、
米航空機大手ボーイングが出資するスタートアップ、米ウィスク・エアロは電気駆動で自動運転の「空飛ぶタクシー」を日本に投入する計画を明らかにした。米国で数年以内にも事業化し、東京を含む世界の約20都市に順次投入する。
利用者はアプリで予約し、空港とヘリコプターの離着陸施設を備えたビルの屋上などの間を飛ぶ。乗客の平均乗車時間は10~25分、運航距離は40~100キロメートルを想定。目標料金は1キロメートルあたり1.25ドル(約140円)で「(自動車ライドシェアの)『ウーバー』より距離あたりの価格を安くする」
とかなり具体的!
このように100キロ程度までの移動が渋滞を考慮せずいつでもスムーズに行けるということになると、6Gによる通信機能の進歩により会議や商談などの臨場感が飛躍的に増すことと相まって、ビジネスの拠点は分散し、ひょっとしたら東京都心は政治や国際拠点のような機能に特化していくのかもしれませんね。
更に技術が進化して小型の空飛ぶタクシーが上記ビジネス拠点を軸として増えていけば、綺麗な海の傍や見晴らしの良い山など自然と共生できる住環境の良い拠点近郊の輪が幾重にもできる可能性がありそうですね。会社ごとの経済圏とでも言えるのでしょうか。
その一方で都心は屋上から屋上へとビル間を空飛ぶタクシー、地上は例えば自動運転タクシーとなるとまるでSF映画で見た世界がそう遠くないところにまで来ているのかもしれませんね。