先日「三菱地所、英大使館の土地を一部取得 再開発へ」という記事がありました。
英大使館の土地の古を調べますと、上野七日市藩前田家・寄合水野家・大和新庄藩永井家・陸奥七戸藩南部家の江戸屋敷があり、前田家は藩祖が加賀藩前田家、水野家・南部家は寄合(旗本)、永井家は大番頭等を務めていたという比較的家格の高い家の屋敷が並んでいたようです。
英大使館の敷地に関しては以下もあるようです。
明治政府が1872年、大名屋敷の跡を英政府に大使館の敷地として無期限で貸し付けた。約3万5千平方メートルあったうち、約7千平方メートルは2015年、143年ぶりに日本政府に返還された。返還された土地は22年春に公園として整備される予定だ。
公園も整備されるとのことで、都心に近く良好な住環境にもなりそうですね。
三菱地所で千代田区・皇居至近と言えば、2013年に即日完売した「ザ・パークハウス グラン 千鳥ケ淵」があります。
アベノミクスの初期に確か坪単価700万円前後にて販売予定とのニュースを聞いて度肝を抜かれた記憶があります。今や都心マンションは坪700万円と聞いても驚かなくなりましたが、当時坪700万円は業界としては群を抜いた単価だったかと記憶しています。
今回の英大使館敷地再開発の候補は超高級マンションとのことです。
立地も申し分ない場所でのマンション開発。
また度肝を抜かれるような価格になるのでしょうか。