JR東日本中央本線「武蔵境駅」に検討中の居住用物件の調査で参りました。
このエリアは多摩地域、都市としては武蔵野市となり多摩地域の東端にあり、都区部との周縁の場所ですね。
武蔵野市に存する「吉祥寺駅」は副都心の「新宿駅」から電車で15分程度且つ住みたい街ランキングの常に上位です。今回の「武蔵境駅」も新宿副都心から電車で20分程度の為、武蔵野市の位置付けとしては都区部に近いようにも思います。
公益財団法人東日本不動産流通機構の2020年10月度の月例速報によると、首都圏の中古マンション・中古住宅とも1990年5月の機構発足以降過去最高の成約件数となったようです。
中古マンションの成約件数に関しては
東京都区部で前年比プラス32.7%
多摩地域で前年比プラス37.2%
中古マンションの成約㎡単価に関しては
東京都区部で前年比4.3%上昇
多摩地域で前年比10.8%上昇
数字を見ますと多摩地域の勢いを感じますね。
前年対比ですと消費税引き上げの影響も考慮しなければいけませんが、コロナ禍での勤務・居住態様の見直しが少しずつ現れてきているのかもしれませんね。
郊外とは
都市圏の内部で、かつ中心都市には含まれない地域のことである。
とのこと。
今後は集積(都市圏内部)と周縁(郊外)というゾーニングが変わっていくのかもしれませんね。