提案資料作成の下調べに銀座に参りました。
また、「三大都市圏の全用途では調査地点の44.6%が下落」とあった基準地価の公表もあった為、銀座の基準地近辺にも足を運んでみました。
そもそも基準地価とは、
基準地調査は、国土利用計画法施行令第9条の規定に基づいて、知事が毎年7月1日時点の基準地の標準価格(基準地価格)を判定するもので、昭和50年以降、毎年実施しているものです。
この基準地価格は、国土利用計画法の規定に基づいて、土地取引の価格規制を行う場合の審査において、地価公示価格とともに相当の価格を判断する際の規準として使用されています。
また、この価格を公表することによって、一般の土地の取引価格の指標としても利用されています。
7月1日が基準時点ですので、コロナウイルス感染拡大の影響を織り込んだ価格ですね。
足を運んだ銀座7丁目の基準地価は
2020年:8,000,000円/㎡
2019年:8,300,000円/㎡
と3.61%のダウン↓
不動産には五つの価格(実勢価・公示地価・基準地価・相続税路線価・固定資産税評価)があると言われていますが、基準地価とともに実勢に近いと言われる銀座7~8丁目近隣の公示地価を見てみますと、
2020年:16,400,000円/㎡
2019年:15,700,000円/㎡
なんと、4.46%アップ↑
通りが違うので単純比較はできませんが、公示地価は1月1日が基準時点ですので、コロナウイルス感染拡大の影響を織り込んでいないと思われます。
確かに昨年と比較すると銀座の人通りの少なさにびっくりしました。
不動産の五価も時点の違いで市況と相場の相関性を掴むのに役立つものだと改めて感じました。